藤原辰史『[決定版]ナチスのキッチン――「食べること」の環境史』


 キッチン・台所からドイツの近現代史に迫った一冊。

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河合晴信『政治がつむぎだす日常』


 副題は「東ドイツの余暇と「ふつうの人びと」」。
 私的空間のみにおいて政治的議論が可能であったとする従来の東ドイツ理解に対して、本書では余暇という私的問題にも政府が関わらざるを得ず、その結果私的問題を政府に訴えること自体が政治的であったと主張している。

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川喜多敦子『東欧からのドイツ人の「追放」』


 副題は「二〇世紀の住民移動の歴史のなかで」。
 第二次世界大戦末期、ドイツ東部から東欧にかけての地域において、自主的避難、報復的や憎悪による追放を含め、ドイツ人の大規模な住民移動が発生し、また戦後連合国側の取り決めによってドイツ系住民がドイツへと強制移住させられるところとなった。ドイツで「追放」と呼ばれるこの一連の出来事についてまとめたのが本書である。

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ヒュー・ボーデン『アレクサンドロス大王』


 オックスフォード大学出版会がVery Short Introductionsというシリーズを出版している。日本で言えば岩波新書相当のコンセプトで、一冊100頁ほどで様々な人文・社会・自然科学の別を問わず学術的トピックについての入門書を収録している叢書だ。本書はその中の一冊を和訳したもので、原著が2014年ということもあり、小著ながら最新の研究結果が反映されている。

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佐藤彰一『贖罪のヨーロッパ』


 副題は「中世修道院の祈りと書物」。帯の裏面には「聖ベネディクトからシトー派まで」とある。

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鉄勒京二

Author:鉄勒京二
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