蒼き狼の血脈/小前亮


 モンゴル帝国物としては珍しく、チンギスやフビライではなく、西のジュチ・ウルスの当主でチンギスの孫のバトゥを主人公としている。時代としては「蒼き狼/井上靖」と、「復讐、そして栄光/赤羽堯」の丁度間を埋める格好となる。

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草原の彗星チムール/森下研


 チンギス・カンの背を追い続け神に抗った男、ティムールの一生を描いた小説。
 ティムールは、西チャガタイ=ハン国の没落貴族の家に生まれ、その一生で幾多の挫折を味わいながらもモンゴル帝国の西半を収める大帝国を築いた征服者である。

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目からウロコの世界史物語/清水義範


 歴史小説初心者にオススメの「疑史世界伝」が文庫化されたもの。
 トンデモ話から、世界史の授業で使えそうな伝記物まで、著者のいつも通りのクオリティである。

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無題


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モンゴル帝国/NHK「文明の道」プロジェクト


 初学者向け:◎

 NHKスペシャル「文明の道」シリーズを書籍化したものの五巻目。監修は例によってモンゴル帝国史で有名な京都大学教授杉山正明氏。このシリーズ中でも割と手堅く、突拍子も無いような記述は少なかったように思う。

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サマルカンド年代記/アミン・マアルーフ


 副題は「ルバイヤート秘本を求めて」。
 「アラブが見た十字軍」のアミン・マアルーフによる小説。
 前半はセルジューク帝国、後半は立憲革命に燃えようとするペルシアが舞台である。

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モンゴル帝国と長いその後/杉山正明


 興亡の世界史シリーズ9巻目。概説史というよりは概説を知った上での補強に読むのが良いと思われる。概説史は講談社現代新書から出ている同じ著者のモンゴル帝国の興亡を推したい。

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ああ知らなんだこんな世界史/清水義範


 何と表現すべきか……雑学紀行エッセー本? 少なくとも、「勉強」するための本ではない。
 著者はパスティーシュで有名な清水義範氏。50歳を過ぎてからイスラム世界に興味を持ち始めたとのことで、本書もイスラム世界の歴史が多く扱われている。

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チンギス・ハーンの一族/陳舜臣


 モンゴル帝国物の小説は井上靖の「蒼き狼」を始め数多く存在するが、その中でも本作はフビライの時代までを扱った全四巻の労作だ。各巻のタイトルは「1 草原の覇者」「2 中原を征く」「3 滄海への道」「4 斜陽万里」。

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鉄勒京二

Author:鉄勒京二
当ブログは一介の歴史好きが読んだ本を紹介したり、書いた文章を公開したりするための場です。執筆記事は西アジア史関係が多いですが、読書は西アジアにこだわらず地域・時代を広く浅く扱っています。
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