512年 記事番7 512年のその他の出来事

イスラム歴512[西暦1118-1119]年 完史英訳1巻P197-198
「その他の出来事」

括弧内は管理人の注
管理人は翻訳・要約に責任を持たない

以下訳文

続きを読む

青嵐の譜/天野純希


 最近元寇ものを続けて読んだが、やはり軍記物が無い時代の人物はイメージが確立していないせいか書く人によってキャラクターが違っているのが面白い。これは小説すばる新人賞を取った作家の書き下ろし作品ということらしい。政権ではなく、民衆や地元の武士たちから見た元寇ものである。

続きを読む

マムルーク朝=ポルトガル戦争について

1509年2月のディヴ沖海戦について調べてて分かったことを以下適当に列挙

・前年のショール沖海戦ではエジプト側が勝ってる
・ディヴ沖海戦の勢力はエジプトとグジャラートにオスマンとヴェネツィアの援助(艦船100以上)、関係は分からんけどラグーザ共和国もこっちvsポルトガル単独
・指揮官:エジプトのジェッダのアミール・フサイン・アル=クルディ、グジャラート治下のディヴのマリク・アイヤズ
・ポルトガル側はフランシスコ・デ・アルメイダ

あとなんかよくわからんけどこの勢力も関わってるらしい

ていうかそもそもラグーザ共和国ってのを初めて名前聞いたんですが……
ヴェネツィアとオスマンが援助に回ってますが、この両勢力の船がインド洋に浮かんでたかどうかも気になる
エジプトはもちろんイエメンを領有したりしてるのでインド洋方面でポルトガルとぶつかるのは分かるんですが

ハーキムあれこれ

ファーティマ朝の第6代カリフのハーキムなる御仁……某PHPの皇帝王様たちの世界史で読んで以来、「ちょっとアレで深夜徘徊して気紛れでアレすぎる仕打ちをする人」だと思ってたんですが、そこそこ名君だったのか、知らなんだぜ。

ちょっと事情があってアラビア科学について調べてたんですが、ハーキム治下のエジプトで結構有名な学者が輩出されているようで。
バグダードのパクりか否かは知りませんが知恵の館をおったてたり、イブン・アル=ハイサムに洪水止めさせようとしてみたり。

カイロを発展させて公正だという評価を与えられる一方でお気に入りの奴隷に要職を与えてみたり舌ひっこぬいてみたり褒美を与えてみたり腕切り落としてみたりしてるあたり、何だったんだろうかこのカリフ……。ちなみに没年は不詳。夜の散歩の最中に消息を絶ってます。

乱神/高嶋哲夫


 つい先月刊行された本。日本へ流された十字軍の騎士が、元寇に対して幕府軍に協力する、という一見して荒唐無稽なエピソードをそれなりにしっかりまとめたもの。評判通り読みやすいので歴史小説をあまり読まない人にもおすすめ。

続きを読む

プロフィール

鉄勒京二

Author:鉄勒京二
当ブログは一介の歴史好きが読んだ本を紹介したり、書いた文章を公開したりするための場です。執筆記事は西アジア史関係が多いですが、読書は西アジアにこだわらず地域・時代を広く浅く扱っています。
当ブログの内容を雑誌・書籍等にご利用されたい場合はご一報下さい。
管理人への連絡は掲示板か拍手でどうぞ。

検索フォーム
カテゴリ
リンク
アクセスカウンター
月別アーカイブ