新・ローマ帝国衰亡史/南川高志


 新書サイズでローマ帝国の衰亡を扱った野心的な本。

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近況と最近読んだ本など

 家の近くで彼岸花が咲いていましたが、まだ日中は暑い日が続いています。

 前から気になっていた『センゴク外伝 桶狭間戦記』を大人買いして読みました。最近のトレンドというか今川義元の評価が高い他、経済や小氷期(いわゆる「17世紀の危機」をもたらしたものと同一)に注目している点が面白いところ。新旧の学説、そして俗説、さらに作者の独自解釈と、その取捨選択がなかなかに見事(当たり前ですがマンガや小説では面白ければ俗説を取ってもいいのです)。かなり楽しめたので本編のほうもいずれ手を出したいと思います。
 また、メチエと学術文庫を出している講談社学術図書第一出版部がいつの間にかTwitterアカウントを作っていたようで、講談社の学術関連の新刊情報などをチェックするに便利になっています。

 あと、TBSとベトナムのテレビ局VTVが共同で日越国交樹立40周年記念ドラマを作っているようです(サイトはこちら)。ファン・ボイ・チャウや東遊運動のあたりの時代を扱うようですが、さてはて一体どんな出来になるのか。

 以下、最近読んだ本

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近況と最近読んだ本など

 そろそろ本棚新調したいなあなどと思いつつ、本にお金が消えていく本末転倒な今日このごろであります。

 山川出版社のTwitterアカウントによれば、『モンゴル帝国の軍隊と戦争』という本が10月下旬に出るようです。ここのところ杉山先生以外のモンゴル関連の研究者の人が単著を出すことが増えてきて嬉しいところ。
 また、吉川弘文館の読みなおす日本史シリーズに『山名宗全と細川勝元』が収録されるそうで、今から楽しみです。本当に日本史は中世だけに限っても毎月のように新刊が出てうらやましいことで。
 世界史リブレット人シリーズの次回刊行はナポレオンとウィルソンの模様。ナポレオンは山ほど本が出ている気がしますが、どう切り込んでくれるのか期待しておきましょう。

 あと、『サマルカンド年代記』や『ヘウレーカ』などちょくちょく歴史物を出してくれるNHKラジオドラマ枠、青春アドベンチャーで、おなじみの小前亮さんの『エイレーネーの瞳―シンドバッド23世の冒険』がラジオドラマ化されて放送されるようです(ページはこちら)。これも要録音であります。

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軍事奴隷・官僚・民衆/清水和裕


 副題「アッバース朝解体期のイラク社会」。アッバース朝が統一性を失った時期における社会の変容を政治史ともリンクさせながら追う。

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王安石/小林義廣


 世界史リブレット人の一冊。北宋時代、旧弊を打ち破るべく新法改革を進めた王安石を書く。

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ムハンマド・アリー/加藤博


 世界史リブレット人の一冊。近代エジプトの建設者、ムハンマド・アリーを通じてその時代を問う。

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近況と最近読んだ本など

 ヒストリエの8巻がやっと出たので購入。今回はエウメネスの軍才が垣間見えるエピソードになっています。デモステネスとフォーキオンが出てきて、そう言えば澤田先生の『アテネ 最期の輝き』を積んでいるので読まねばなあなどと。あと、出てくると思ってなかったアタイアスが出てきて、しかも割とあっさりやられてしまったので微妙な気分になりましたが、まあこれは個人的な思い入れの問題なのでありました。

 ところで、ここのところ白水社が大部の評伝の邦訳を相次いで刊行してますが、財布が悲鳴を上げております……しかし西洋史上の人物ばっかりで、どっかの出版社がMakers of the Muslim World叢書の邦訳を出してくれんかなあなどと思ったりなんだり。

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鉄勒京二

Author:鉄勒京二
当ブログは一介の歴史好きが読んだ本を紹介したり、書いた文章を公開したりするための場です。執筆記事は西アジア史関係が多いですが、読書は西アジアにこだわらず地域・時代を広く浅く扱っています。
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