杉本淑彦『ナポレオン』


 世界史上もっとも有名な英雄の一人と言っていいであろうナポレオンの評伝。副題は「最後の専制君主、最初の近代政治家」。

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笈川博一『古代エジプト』


 古代エジプトの通史概説。副題は「失われた世界の解読」。

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近況・新刊情報と最近読んだ本など

 そろそろ暖かくなってきました。こちらは気温が不安定で日中20度を越える日があるのに除雪された雪の塊がまだ残っていたりしますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
 『中央公論』の4月号の特集が明治維新だったのですが、その中に「アジアの異端児の過剰反応」と題して岡本隆司、君塚直隆、飯田洋介各先生方の鼎談が掲載されていました。明治維新の話というより同時期の世界史の話をしていて、明治維新について世界がどう見ていたかという問題についての結論は「その答えは、重要ではなく、ほとんど「吹けば飛ぶ」ものだった」(岡本先生談)というのがなんとも身も蓋もなくて思わず笑ってしまいました。

 では、新刊情報。
 新潮文庫今月の新刊に河江肖剰『ピラミッド――最新科学で古代遺跡の謎を解く』。単行本で出ていた『ピラミッド・タウンを発掘する』が文庫化するようです。
 山川出版社から4月、『中央ユーラシア史研究入門』という本が。まさか中央ユーラシアで工具書が(それも名古屋大学出版会ではなく山川から)一冊出るとは思いませんでした。また、同じく山川で「歴史の転換期」というシリーズが創刊されるらしく、第一弾は南川高志 [編]『B.C.220年 帝国と世界史の誕生』となっています。こちらも4月。
 中公新書4月には平川新『戦国日本と大航海時代――秀吉・家康・政宗の外交戦略』。
 2017年中に出るという話でしたが、だいぶ遅れこんで岩波現代文庫の保苅実『ラディカル・オーラル・ヒストリー――オーストラリア先住民アボリジニの歴史実践』 も4月に。
 岩波新書4月は岩波文庫『太平記』の兵藤裕己先生の『後醍醐天皇』。

 以下、最近読んだ本。

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中村小夜『昼も夜も彷徨え――マイモニデス物語』


 ヨーロッパではマイモニデスの名で知られるユダヤ教徒哲学者にして医師、ラビ、モーセ・ベン・マイモン(モーシェ・ベン・マイモーン、アラビア語ではムーサー・ブン・マイムーン)を主人公とした歴史小説。

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鉄勒京二

Author:鉄勒京二
当ブログは一介の歴史好きが読んだ本を紹介したり、書いた文章を公開したりするための場です。執筆記事は西アジア史関係が多いですが、読書は西アジアにこだわらず地域・時代を広く浅く扱っています。
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