佐藤彰一『贖罪のヨーロッパ』


 副題は「中世修道院の祈りと書物」。帯の裏面には「聖ベネディクトからシトー派まで」とある。

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近況・新刊情報と最近読んだ本など

 最近よくTRPGで遊んでいるのですが、自由度が高いのはやはりいいですねえ。近頃はネット環境も充実していて画面越しでも複数人と簡単にやり取りができるので隔世の感があります。

 さて、新刊情報。
 東方選書6月、関尾史郎『三国志の考古学――出土資料からみた三国志と三国時代』。中国史において出土資料から文献史学を再検討するというのは鶴間先生が『人間・始皇帝』でやっていましたが、本書は三国時代について出土資料から検討した一冊の模様。なかなかおもしろそうです。
 山川出版社7月、世界史リブレット人の新刊は坪井祐司『ラッフルズ――海の東南アジア世界と「近代」』。
 中公新書6月、山之内克子『物語オーストリアの歴史』。個人的にはバーベンベルク家時代が気になるわけですが、やっぱりハプスブルク中心なんでしょうか。
 ちくま学芸文庫6月、岡本隆司『増補 中国「反日」の源流』。もとはメチエのものだったので講談社からちくまへ移って増補版が出る模様。積んでいるのでこの機会に読みますかね。
 同7月、アミン・マアルーフ『世界の混乱』。『アイデンティティが人を殺す』に続いてマアルーフの和訳が出るようです。どっちも原著はそう新しい本というわけではないんですが、編集部でマアルーフに注目する何事かでもあったんでしょうかね。

 以下、最近読んだ本。

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島田周平『物語 ナイジェリアの歴史』


 副題は「「アフリカの巨人」の実像」。

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鈴木恒之『スカルノ』


 世界史リブレット人の一冊。副題は「インドネシアの民族形成と国家建設」。

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近況・新刊情報と最近読んだ本など

 しばらく記事を書かないうちに読んだ本が溜まってしまいました。こまめに書かないといけないとは思うのですが。
 世間は史上初の10連休だったそうですが、私は普通に仕事でした。やれやれ。

 さて、新刊情報。
 勉誠出版5月、アジア遊学シリーズにて古松崇志・臼杵勲・藤原崇人・武田和哉[編]『金・女真の歴史とユーラシア東方』。契丹・遼に続いて金・女真の特集号ということになります。この調子でタングート・西夏も出してほしいところ。
 青土社ユリイカ6月号は『「三国志」の世界』ということで特別展「三国志」に便乗して特集が組まれているようです。金文京先生や渡邉義浩先生が参加しているようで面白そうです。
 講談社選書メチエ6月、藤澤房俊『地中海の十字路=シチリアの歴史』。
 ミネルヴァ書房5月、村井祐樹『六角定頼――武門の棟梁、天下を平定す』。同6月には臼杵陽『日本人にとってエルサレムとは何か――聖地巡礼の近現代史』。
 平凡社5月、中世思想原典集成精選の4巻『ラテン中世の興隆2』。イスラーム哲学についてもこの巻に収録されるようです。
 ちくま学芸文庫6月、岡本隆司『増補 中国「反日」の源流』。元はメチエで出ていたもの。版元は変わりましたが増補版が出るようで。
 時期は未定ですが、知泉書館からリウトプランド『コンスタンティノープル使節記』の和訳が出るとのこと。

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鉄勒京二

Author:鉄勒京二
当ブログは一介の歴史好きが読んだ本を紹介したり、書いた文章を公開したりするための場です。執筆記事は西アジア史関係が多いですが、読書は西アジアにこだわらず地域・時代を広く浅く扱っています。
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