ルーム=セルジュークから見た十字軍

ふと、ルームからみた十字軍をまとめようと思ってみたら、資料が散らばりすぎててしかも断片的すぎるので作業を投げた管理人ですこんにちは
とりあえず適当に以下断片

■クルチ・アルスラン一世
巻き込まれる形で第一回十字軍と戦う。首都コンヤを落とされ、急遽ダニシメンド朝のダニシメンド・ガーズィーと同盟を結んで十字軍に対抗するがボロ負け。
しかし1101年、諸侯が集まって行った十字軍(ナンバーは振られていない)とは良く戦い、ダニシメンド朝に加え、シリア=セルジュークのアレッポのリドワーンとも同盟を結び、メルシヴァンの戦いで十字軍の本隊を壊滅させる。分隊も各個撃破。
ちなみにこの時行方不明になったオーストリア妃イダがムスリムに捕まり、ザンギーを生んだという伝説がある(研究者はこれを否定している)。

■マスウード
第二回十字軍で、ドイツ王コンラート3世エスキシェヒル付近で、フランス王ルイ7世をデニズリ―アンティオキア間で撃破。

■クルチ・アルスラン二世
1180年頃、アイユーブ朝のサラディンと同盟を結ぶ。
第三回十字軍の時、フリードリヒ1世赤髭帝に首都イコニウムを落とされる。(マヌエル1世のwikipedia記事によると、赤髭帝とクルチ・アルスランはそれまで対マヌエル同盟を結んでいたそうな。出典はどこだろう……)

■カイカーウス1世
第五回十字軍と結び、アイユーブ朝に二正面作戦を強いる。


うーん、第一回はビザンツ救援が一つの名目だから陸路を行くのは当然で、第二回以降もドイツ系の勢力が海路を取らずに陸路を行くのはわかるんですよ、イタリアの勢力に力を借りるわけにはいかんから。でもフランスのルイ7世は何を思ってわざわざルーム領を通ったんだろう……
後、ルームって結構節操なしのイメージがあったんですが、カイカーウスを除けば遠征してきた十字軍とは軒並対立してるのね……通らせてアイユーブ朝を弱らせるという手もあったんじゃないかと思うんですが。まあ、ルームがその気でもあちらさんが戦う気満々か。
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