512年 記事番3 ムスタズヒルの統治と人柄

イスラム歴512[西暦1118-1119]年 完史英訳1巻P190-191
「彼の人柄と統治に対する姿勢に関するいくつかの記事」

括弧内は管理人の注
管理人は翻訳・要約に責任を持たない

以下訳文
 彼は――神よ彼を祝福したまえ――寛大(英訳はgentle)で誇り高い性格であった。彼は善行をし、人々に恩恵を与えることを愛した。彼は信心深くふるまい善い行いをすることに熱心だった。彼の努力は理解され、彼は決して彼に対して示された好意を断らなかった。
 彼は彼が任命した官職にかなりの信頼を寄せており、中傷者に耳を貸さず、彼らが言うようなことに注意を払わなかった。彼の気紛れはわからない、あるいは(別の言い方をするなら)彼の決意は特別な興味をかきたてるものの前にしおれてしまう。
 彼の治世は彼の領民にとってお祝いのように幸いな日々であった。彼がそれを聞いた時、彼は喜びとても幸せそうにした。いつであれスルタンや彼の補佐官が誰かを傷つけようとした時、彼はそれを非難し止めるため彼の出来る全てのことをした。
 彼はよい筆跡の持ち主で、彼の文章の覚書はすばらしいものだった。誰もその点において彼に及ばず、それは彼の教養の広さと豊かな心を示すものであった。彼が死んだ時、彼の息子のアル=ムスタズヒル・ビッラーは彼に祈った最後の人に、アッラーフアクバルと四回言った。彼は彼がいつも使っていた部屋の地下に埋められた。ここに彼の詩の一例がある。

手をのべてきみに別れを告げるとき
氷をも溶かすわが焔
堪え忍ぶことにいかに支払いをしようか
愛の裂け目の上にある我が道は縛って
私が愛した新月は約束を破り
我が運命の後に我が約束は果たされた
もし私が我が心の小さな愛を壊してしまえば
その後の私には何ものこってはいないのだ



詩の訳は自身が無いです
プロフィール

鉄勒京二

Author:鉄勒京二
当ブログは一介の歴史好きが読んだ本を紹介したり、書いた文章を公開したりするための場です。執筆記事は西アジア史関係が多いですが、読書は西アジアにこだわらず地域・時代を広く浅く扱っています。
当ブログの内容を雑誌・書籍等にご利用されたい場合はご一報下さい。
管理人への連絡は掲示板か拍手でどうぞ。

検索フォーム
カテゴリ
リンク
アクセスカウンター
月別アーカイブ