マンガ「アレクサンドロス 世界帝国への夢」を読んだ

レビュー形式にはしませんが、先日大阪の日本最大の書店に行った際に見付けた安彦良和さんの「完全版 アレクサンドロス 世界帝国への夢」を読みました。
巷では詰め込みすぎだの何だのと言われてるようですが、管理人はこれはこれで好きです。大好きです。
三回以上も通読できるマンガってそうそう無いと思うんですが、コレはそれなりに頭使って読まないと把握できない諸々があるので大変楽しめます。
狂言回しはリュシマコス。はて、記憶にない名前だがと思いつつ読むとどうやら大王の死後トラキアを治め、マケドニアを取った後でセレウコスに破れた人らしい。今手元に無いんで確認はできないんですが、赤羽さんの「アレクサンドロス大王征服記」には出てきたっけな……。出てきたにしろそれほど印象に残る人物ではなかった気がします。現に記憶にないし。
その彼が回想でアレクサンドロスの事跡を追っていく形式になっています。ページ数が足りないと判断してこの形式になったと後書きで安彦さんが書いてましたが、確かにディアドコイ戦争も含めて3巻くらいは欲しかったなあ……。
このブログ的にはスキタイの出番が少なかったのが残念ですがまあそれはページ数を考えると仕方あるまい。
リュシマコスの最後の台詞がいい。アレクサンドロスは神でもなんでもなくただの人間で、それも欠点の多い青年で、でもだからこそ魅力的な人物だった、と。

ちなみに同日に買った本で「《ドラキュラ公》ヴラド・ツェペシュ」を読了しましたが大変面白かったのでレビューは後ほど。
アイハヌム2008やらハプスブルクの実験やらモンゴル帝国史の4と5やら色々買って結局二万近く飛びましたがいやはや満足満足。
日本史本ですが清水義範さんの新刊「信長の女」も楽しかったです。


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鉄勒京二

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