526年 記事番4 ザンギー、カリフに敗れる

イスラム歴526[西暦1131-1132]年 完史英訳1巻P294-295 
「イマード=アッディーン・ザンギーのバグダード遠征と敗退」

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以下訳文
 アル=ムスタルシド・ビッラーがバグダードを発ち、スルタン・マスウードの敗退を聞いた時、彼はバグダードへ帰還することに決めた。イマード=アッディーン・ザンギーがデュバイス・イブン=サダカとともにバグダードへ到着したとの報せが入った。スルタン・サンジャルは彼ら両方にイラクへ進みそこの支配を確立するよう書き送った。これを知り、カリフは迅速に町へ取って返し、西岸を横切り、アル=アッバースィーヤで野営した。イマード=アッディーンはドゥジャイルのマナーリーヤで野営していた。ラジャブ月27日[原注:1132年6月13日]、彼らはバルマク家の城でまみえた。ザンギーはカリフ軍の右翼に突撃をかけることによって戦闘を開始し、そこはジャマール=アッダウラ・イクバールが指揮しており、彼は彼らを逃亡せしめた。宦官のナザルはカリフの左翼におり、イマード=アッディーンとデュバイスの右翼に突撃をかけた。カリフは自ら突撃に加わり戦闘は熾烈さを増した。デュバイスは逃げたが、イマード=アッディーンは逃げることを欲さなかった。しかし、彼は彼の軍勢が四散し、彼を置いて逃げていくに至り、彼もまた逃げ出した。くらかの兵士は殺され、またいくらかは捕虜となった。カリフはそこで夜を過ごし、翌日、バグダードへ帰った。
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