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近況と最近読んだ本など

 どうも、お久しぶりです。まだテスト期間は終わってないですが、山場は越えたので一息ついてなんとか7月中に戻ってこれました。
 一応一月につき8件の更新をノルマにしているんですが、達成できそうですw 夏休みに入ったら厚めの本も読みたいですね。
 以下、忙しい忙しいと言いながら読むだけは読んだ本など
 
 

■菊地秀明『ラストエンペラーと近代中国』
 『李鴻章』を読んだので、近代中国についての概説も一冊読んでみました。孫文先生、世界行脚と何回か大砲ぶちあげたのと、思い通りにならないことに怒ってる以外は何もしてなくね?と思ったりしましたがそれは言っちゃいけない御約束なのでしょう……。
 種々の中国再生の試みが行われた時期だけあって、それぞれの主体がそれぞれの考えで動いているので俯瞰すると非常にカオスなことになってますね……『李鴻章』を読んでいる時はあまり気にならなかったので、やっぱりこの時代は人物史的な切り口を複数設けた方がわかりよいのかもしれないなと思ったりしました。


■川北稔(編)『知の教科書 ウォーラーステイン』
 羽田先生の『新しい世界史へ』であったり、杉山先生の『クビライの挑戦』であったり(「反撃をこころみるつもりはない」と言いながらボコボコに批判しているのはいつもの杉山節)で割合批判的な言及をされることが多いウォーラーステインの「世界システム論」とはどういったものぞや、というのを勉強するために入門書に手を出してみました。
 どうやら思っていたよりも色々と学際的な論のようで、史学的な面からしか見てなかった管理人にはちょっと歯が立ちにくいところもありましたが……。まあ入門書としては良い本だと思います。インド史の先生に頁を預けてウォーラーステイン批判のために一部割いているのも好印象(批判に関するキーワードは、「銀」。『東アジアの「近世」』なんかでも触れられてる話題ですね)。
 ウォーラーステイン批判の急先鋒としてA・G・フランクという人がいるらしいというのをたまたま知ったんですが、彼の『リオリエント』も確保してあるので読みたいと思います。


■月村辰雄・久保田勝一(訳)『マルコ・ポーロ東方見聞録』
 モンゴル時代の旅行記はイブン・バットゥータ『大旅行記』、カルピニとルブルック『中央アジア・蒙古旅行記』、ラッバン・サウマー『元主忽必烈が欧州に派遣したる景教僧の旅行誌』、オドリコ『東洋旅行記』などなど数も多くて有名どころはほぼ全て和訳が出てるわけですが、一番有名なのはやっぱりマルコ・ポーロ『東方見聞録』でしょう。
 これも訳が何度も出てるので(和訳のでないイスラーム圏の年代記のことを考えると羨ましい限りですが)、とりあえず一番新しいのを買いました。何というか、噂には聞いてましたが色々ブッ飛んだ記述が多いですねえ……マルコ・ポーロによれば、元寇の際に日本の首都が占領されてるそうな。史料としての信頼性が低いというのもうなずける。面白いのは面白いですがw
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鉄勒京二

Author:鉄勒京二
当ブログは一介の歴史好きが読んだ本を紹介したり、書いた文章を公開したりするための場です。執筆記事は西アジア史関係が多いですが、読書は西アジアにこだわらず地域・時代を広く浅く扱っています。
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