近況と最近読んだ本など

 ここ最近は資料集というか、中東史・イスラーム関連の文献目録と主要人物略伝を書いてたんですが、形になったので公開することにしました。
「イスラームと世界史」
 xps形式ですが、要望があればテキストなりなんなりに変換して出すことにします(手元のソフトではpdfに変換できない……)

以下、最近読んだ本

■『ペルシア逸話集』
 ニザーミーの『四つの講話』と、カイカーウースの『カーブースの書』が収録してあります。目当ては前者の方で、ガズニのマフムードの無茶振りやらイブン=スィーナーの逸話やら、何故か出てくるグール・カーン(西遼の耶律大石)やら盛りだくさんで、このあたりの歴史に詳しい人なら楽しめるかと。ムスタルシドの名前が出てきたのにもびっくりしました。


■伊藤潤『城を嚙ませた男』
 戦国時代に取材した短篇集。個人的には「鯨のくる城」が面白かったです。仕掛けはだいたい最初から予想がつきますが、話の持っていきかたが好き。
 まあしかし皆がある程度予備知識のある日本の戦国時代だからこそできる短篇集で、その点うらやましいなあと思ったり。


■ヴィレム・フォーヘルサング『アフガニスタンの歴史と文化』
 通読したわけではないですが、アフガニスタンの通史本として貴重な1冊。明石書店の世界歴史叢書はだいたい近現代史の本が多いんですが、これは先史時代から現代まで通しで扱ってあります(その分分厚くて高価ですが……)。
プロフィール

鉄勒京二

Author:鉄勒京二
当ブログは一介の歴史好きが読んだ本を紹介したり、書いた文章を公開したりするための場です。執筆記事は西アジア史関係が多いですが、読書は西アジアにこだわらず地域・時代を広く浅く扱っています。
当ブログの内容を雑誌・書籍等にご利用されたい場合はご一報下さい。
管理人への連絡は掲示板か拍手でどうぞ。

検索フォーム
カテゴリ
リンク
アクセスカウンター
月別アーカイブ