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イスラームの生活と技術/佐藤次高


 世界史リブレット第17巻。歴史的イスラーム世界で展開した技術史を、生活に近しい面から解説した本。
 
 主に扱われているのは「紙の普及」と「砂糖」である。

 前半の紙についての部分は、紙の製法の伝来からその改良、筆とインク、書物と文書の普及などについて記されている。「ステイタス・シンボル」としての矢立など、面白い話題が多い。
 後半部の砂糖については伝来と栽培の拡大、精製方法の発展、商品としての砂糖などなど。
 こちらは既に同著者のより詳しい『砂糖のイスラーム生活史』があるので、そちらを読めば事足りる。もちろん、分厚い本が面倒な場合はこちらでダイジェスト版として済ませてもいいだろう。

 類書も最近は増えてきたが、それほど難しい話も無いので気軽に読むぶんには良い本である。
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鉄勒京二

Author:鉄勒京二
当ブログは一介の歴史好きが読んだ本を紹介したり、書いた文章を公開したりするための場です。執筆記事は西アジア史関係が多いですが、読書は西アジアにこだわらず地域・時代を広く浅く扱っています。
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