九人のアタベク

何か話題があっちゃ行ったりこっちゃ行ったりしてますが、基本的に十字軍時代の中東が管理人の専門です。
図書館行けない時は手元にある資料でごちゃごちゃ語るしかないので……。
ヨーロッパ史・中国史他もまあ、高校世界史レベルの知識はあるつもりですが。

で、だ。牟田口義郎さんの「物語中東の歴史」で前々から気になってた記述なんですが、ザンギーを紹介する項で「彼は当時、分裂したセルジューク帝国内に輩出した九人のアタベクの中で最も傑出した人材だった」って表記があるんですが……九人のアタベク?一人はザンギーとして、後の八人は?
とりあえずザンギー(生1087 - 没1146)の時代のセルジューク朝系アタベクとしてそれなりに能力のある人を各アタベク政権につき一人づつ挙げてみると

1.ザンギー朝、イマードゥッディーン・ザンギー(位1127-1146)
2.ブーリー朝、ムイーヌッディーン・ウヌル(位1140-1149)
3.アルトゥク朝、イル・ガーズィー(位1104-1122)
4.ダニシュメンド朝、ダニシメンド・ガーズィー(位1097-1104)
5.イルデニズ朝、シャムスッディーン・イルデニズ(位1135-1175/76)

五人までしか分からぬ……。一つの政権につき複数人挙げていいことにすれば九人越すでしょうし。

そしてアルトゥク朝について調べててアイユーブ朝のアル・カーミルがディヤルバクル(今のトルコ南東部)のアルトゥク朝に遠征してたってことを知った。アイユーブ朝とルーム=セルジューク朝の仲が悪いのはザンギー朝から引き継いだのか……?
まあ、それはおいといて、ザンギーと同時代のアタベク政権について誰か情報求む。
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鉄勒京二

Author:鉄勒京二
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