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アルファフリーを借りてきた

イブン・アッティクタカーのアッバース朝史「アルファフリー」(東洋文庫収録)を図書館で借りてきたんですが、今気になってるムスタルシドについてあんまり載ってない……「ムスタルシドは有能な男だった」とは書いてあるものの。
ザンギーの名前が出てこないのは彼が地方領主扱いだから分からないでもないんですが、ムスタルシドと相次いで対立した二人のスルタンのうち、マスウードが出てきてるのにマフムードが出てこないという。端的に言うと二度の蜂起のうち、一度目がすっ飛ばされてるんですよね。
マスウードに捕まってから死ぬまでは割と詳しいんですが。

そして以前ムスタルシドをムスタンシルと書いていたことに気付く。アホか俺は。


それとムスタルシドとは別に、気になる記述が一つ。セルジューク朝について「彼らはアルハザルのトルコ人から出た民である」云々。
アルハザルって多分ハザールと語源が同じだと思うんですが(アル:Alは定冠詞)、ここで言うアルハザルってどういう区分なんだろう……?文字通りハザール可汗国(10世紀ころまで栄えたユダヤ教系の遊牧政権)と見ていいんだろうか。セルジュークの出自はオグズ族のはずだけども。
ソースがwikipediaで恐縮ですが、セルジュークはシルダリヤ以北のオグズ部族連合の出身なので、ここで言うアルハザルはテュルクと同意の括りという解釈でいいのかな……。
何分テュルク系民族の区分は学者によって異同があるし資料も少ないしでようわからん。

ちなみにセルジューク(セルジューク朝開祖)については好意的に書いてありました。

後、イブン・アル=カラーニシーのダマスカス年代記がギブの英訳であったのと、アッバース朝で気になる本があったのでメモ代わりに追記に貼っ付け
 
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鉄勒京二

Author:鉄勒京二
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